眠れぬ夜の殺人

 
収録作品:初出誌・小説推理

1988年1月号~2月号

 
発行:双葉社 1988年6月10日
装画:前川正明
定価:1,325円
ISBN-10: 4575230324
 
発行:双葉文庫 1990年12月15日
解説:関口苑生
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カバー装画:長尾みのる
定価:459円
ISBN-10: 4575502936
 
発行:講談社文庫 1996年7月15日
解説:貫井徳郎
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カバー装画:長尾みのる
定価:600円
ISBN-10: 4062632861

著者のつぶやき

 以前、EQで『ひとごろし・ろくでなし』(出版時は『殺人者志願』)を書いたとき、徳山が出してきたアイデアの一つが、僕の頭に残っていました。そのアイデアを換骨奪胎し、勧善懲悪のプロ組織に解決させてやったら面白いのではないかと、僕は考えました。
 僕は〈スパイ大作戦〉が大好きでした。(トム・クルーズが主演した映画ではありません。1960年代後半から放送されていたアメリカのテレビドラマです)スペシャリストの集団が実行不可能と思われる指令を受けて悪を滅ぼすのです。もう、たまりません。
 この作品は《小説推理》に前篇後篇の2回に分載しました。これまでの岡嶋作品とは、かなり毛色の違うものができたのではないかと、自分たちでは喜んだ記憶があります。後に『眠れぬ夜の報復』を続篇として書いたのも、その感覚が残っていたからでしょう。