ビッグゲーム

 
収録作品:初出誌・週刊現代

1984年5月5日号~12月22日号

 
発行:講談社ノベルス 1985年12月5日
カバーイラスト:峰岸達
定価:714円
ISBN-10: 4061812238
 
発行:講談社文庫 1988年10月15日
解説:香山二三郎
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カバー装画:松永謙一
定価:591円
ISBN-10: 4061843095

著者のつぶやき

 岡嶋二人にとって、初めての週刊誌連載です。
 張り切った徳山が持ち出してきたネタは野球でした。これまた、僕のまるで知らない世界です。
 この『ビッグゲーム』の原型は、江戸川乱歩賞に最初に応募した『くたばれ巨象』という作品でした。10年以上前のアイデアですから、もちろん換骨奪胎して新しいものに作り替えなくてはなりません。野球にまったく興味がなく、もちろん知識など皆無だったため、僕は参考書としてルールブックを買い、あとの造りや仕掛けは徳山に任せて、ひたすら原稿を書くことに専念しました。
 競馬ネタでもボクシングネタでもそうでしたが、野球を題材にした小説など書いていると、当然のことのようにいろんなところで野球についての話題を振られ、意見を求められたりするようになります。「あ、いや、僕は野球のことはちょっと……」けっこう辛いんですよ、これが。