三度目ならばABC

 
収録作品:初出誌

「三度目ならばABC」小説現代1983年8月号
「電話だけが知っている」別冊小説宝石1982年冬号
「三人の夫を持つ亜矢子」小説現代1984年2月号
「七人の容疑者」小説現代1984年4月号
「十番館の殺人」小説現代1984年5月号
「プールの底に花一輪」小説現代1983年3月号
「はい、チーズ!」小説現代1984年10月号(増補版のみ)

 
発行:講談社ノベルス 1984年10月5日
カバーイラスト:峰岸達
定価:652円
ISBN-10: 4061811460
 
発行:講談社文庫 1987年10月15日
解説:新保博久
解説を読む
カバー装画:峰岸達
定価:560円
ISBN-10: 4061840827
 
発行:講談社文庫 2010年2月13日
解説:新保博久
増補版 解説:薬丸岳
増補版解説を読む
カバー装画:長崎訓子
カバーデザイン:長友啓典・竹内謙太郎(K2)
定価:730円
ISBN-10: 4062765500

著者のつぶやき

 1982年から84年までに書いた〈山本山シリーズ〉の連作短篇集です。
 小説現代から「シリーズ探偵を作りましょうよ」と言われたとき、実は〈釘丸大蔵〉という名前のシリーズ・キャラクターを作り「浮気の合い間に殺人を」という一篇を書いたのです。しかし、この作品は当時の小説現代編集長川端幹三氏には気に入ってもらえず、ボツになりました。で、急遽違うキャラクターをということになって、以前小説宝石で書いた単発短篇「電話だけが知っている」で作った土佐美郷と織田貞夫の回文名コンビをシリーズとして登用することにしたのです。書いたのが「プールの底に花一輪」でした。