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2017/03/14
井上夢人 小説

『99人の最終電車』──狩野亜希子

竹内重良とともに銀座駅に待機している《狩野亜希子》刑事のパートです。
 女性刑事にも猛者はいる(あるいは極めて優秀なキャリア組がいる)という確信と期待を込めて生まれたのが狩野刑事です。

 
 
聞くところによると、実際の警察は、かなりの男尊女卑組織であり、どれだけ優秀な者がいてもそれが女性であるというだけで軽んじられてしまうもののようです。女性のキャリアが出てきたとしても、お飾りやマスコットや外部へのアピールという扱いをされてしまうと聞きます。
 ならば、せめて小説上では……という思いから登場させることにしました。

 日本の社会の幼稚性は、公的な組織の中で健在なのだと感じます。

 そんな《狩野亜希子》の最初のページはこちらです。