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2017/03/04
井上夢人 小説

『99人の最終電車』──能瀬朝子

なんだか穏やかならぬ考えを巡らせているオバサンの話です。
 この人、石垣和博のパートで登場しています。そう、ミステリー作家なのですね。

 
 
同業者を小説に登場させるとき、妙なところに気を遣ってしまいます。
 ミステリー作家のことを書くと、読者はそこに著者の影を見てしまうからです。違うんですけどね、大抵は。
 あれはご自身ですか、などと訊かれても、苦笑いしながら違いますよ、と言うしかありません。まあ、仕方がありませんね。
 ただ、この能瀬朝子がトリックをひねくり回している様は、どこかで自分の執筆作業にリンクしているように思います。
 ミステリー小説を書こうとしている方には、ちょっぴり参考にしていただけるかもしれませんね。

《能瀬朝子》の最初のページはこちらです。