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2017/02/20
井上夢人 小説

『99人の最終電車』──落合綾佳の24時06分

24時06分。
 ではなくて、こういう問題の場合、不平等に八つに分けなきゃ意味がないのですね。現実の世界と同じように。

 
 
現実ってのは、とにかく不平等にできてるからね。頭の出来が人によって違うし、顔の造作も違う。美人がいてブスがいて、いくら食べても太らないやつがいて、空気と水だけでも太るやつがいる。
 叔父さんのコネで大会社に就職できちゃうやつがいて、五十も面接受けたのに全部落とされちゃうやつもいる。

《24時06分の落合綾佳》はこちら。