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2017/02/09
井上夢人 小説

『99人の最終電車』──日下部敏郎と榎本ひとみの24時13分~

24時13分~。
「気の迷ひが景色を斯様に見せてゐるのでせうか。人々の立ち居振る舞ひが片栗の粉でも塗した様に感ぜられるのです。」

 
 
まさに、その様に見える。
 停車場に集う者逹の総身より純白の粉が噴き出したかのやうに、その姿、振る舞ひが光彩を放ってゐるのだ。

 《24時13分の榎本ひとみ》は、ここ。

 《24時13分の日下部敏郎》は、ここ。