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2017/02/07
井上夢人 小説

『99人の最終電車』──日下部敏郎と榎本ひとみの24時11分

24時11分。
 まるで浦島太郞の御伽噺のやうでは無いか。

 
 
不思議な心持ちではあつたが、それが愉快でもあつた。
 私は、亀に乗る事も無く玉手箱を開ける事も無く、浦島太郞に成つて仕舞つたのか。

 《24時11分の榎本ひとみ》は、ここ。

 《24時11分の日下部敏郎》は、ここ。