Junkyard

 

2017/02/05
井上夢人 小説

『99人の最終電車』──日下部敏郎と榎本ひとみの24時09分

24時09分。
「その人が、どうかしたの?」

 
 
「いや、この女は、私逹の声を聴くことができるのです。」
「え?」
 おどろいたやうに、ひとみが支那女の方へ目をやった。
 その時、車外からの光が周囲を照らし出した。

 《24時09分の榎本ひとみ》は、ここ。

 《24時09分の日下部敏郎》は、ここ。