Junkyard

 

2017/02/04
井上夢人 小説

『99人の最終電車』──日下部敏郎と榎本ひとみの24時08分

24時08分。
 云ふと、女は更に怯えたやうな目で辺りを眺め迴はした。

 
 
巫女は霊界と交信すると聴く。ことに因れば、この女は支那の見世物小屋で巫女のやうなことをして人々の興を買つてゐるのかも知れない。日本に巫女が居るのだから、支那に居ても可笑くはない。

 《24時08分の榎本ひとみ》は、ここ。

 《24時08分の日下部敏郎》は、ここ。