Junkyard

 

2017/02/03
井上夢人 小説

『99人の最終電車』──日下部敏郎と榎本ひとみの24時07分

24時07分。
 ひとみは、機械に因って命を奪はれたのだ。

 
 
それは鉄砲や大砲のやうな人ひとを殺める爲に造られた機械では無い。今、ひとみや日下部が乗ってゐるのと同じやうに、移動の利便の爲に拵らへられた物である筈だ。それが人を殺す。
 何と悲惨な事だらうか。

 《24時07分の榎本ひとみ》は、ここ。

 《24時07分の日下部敏郎》は、ここ。