Junkyard

 

2017/01/30
井上夢人 小説

『99人の最終電車』──日下部敏郎と榎本ひとみの24時03分

24時03分。
 日下部は、ある種の感動を覚えながら、遥か未来の電車の中を見渡した。

 
 
「これも電車なの」ひとみは含めるような口調で言った。「ただ、地上を走ってるんじゃなくて、地下なのね。地下にトンネルを造つくって、その中を走ってるの」

 《24時03分の榎本ひとみ》は、ここ。

 《24時03分の日下部敏郎》は、ここ。