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2016/12/19
井上夢人 岡嶋二人 シナリオ

TVシナリオ「クラインの壺」第9回

 NHKのテレビドラマ『クラインの壺』。
 その第9夜です。

 
 
『クラインの壺』というタイトルは、新潮社の当時の担当宮辺尚氏の口から出たひと言に膝を打つ形で決定したものでした。この小説のアイデアを宮辺氏に話していたとき、「メビウスの輪のようなものですね。裏も表もない。表をなぞっていたと思ったら裏だという」と言うと、彼は「装置は平面じゃなくて立体ですから、メビウスというよりクラインの壺ですね」と返してきたのです。
 ああ、なるほど、確かにそうだ、とタイトルはそのときに決まりました。